温故創新
故きをたずねて新しきを創る それが小川生薬の仕事です。
生 薬 | 古 | 新 |
採取するのみ | 採取したものをさらに加工して製品化 | |
煎じたり、すり潰して利用 | 衛生管理された工場で加工・品質の管理 | |
独自の進化をとげて 民間医療として人々と密着 | 現代の健康事情に合わせた新商品づくり より気軽で敷居の低いものとしてご提案 | |
経験値の蓄積 | エビデンスの解明、現代科学の応用 |
古
古くから生薬と人との間には密接なつながりがありました。
自然界から収穫した薬草等をそのまま用いるだけではなく、より効率的なもの、生薬として加工する方法を学びました。
例えば、保存性を高めるため乾燥を行い、薬効を強めるために不要な部分を取り除き、場合によっては加熱処理をして成分を変化させる術を編み出しました。
そして、それら生薬をライフスタイルに取り込みました。
粉末にしたり、煎じて飲んだり、漢方薬として服用することで様々な病に対抗しました。
その後、これらの医療は独自の進化を遂げて、東洋医学や日本固有の民間医療と呼ばれるようになり、人々の生活に密接に馴染んできました。
新
現代になると、西洋医学が私たちの生活と深いつながりをもつようになりました。より著明な薬効を求めて有効成分に注目し、錠剤薬やサプリメントが一般の家庭に普及しました。
そして、健康が見直されている現代社会において、自然そのままの形である生薬に再び注目が集まっています。
小川生薬では、これまで自然の中から採取してきた薬草も、採取するだけではなく、これからの原料不足の可能性を見据えて安定的な生産を得るために、栽培技術の構築を行っています。
生薬を加工する技術についても最新の技術を用いたより安全で確かな製品作りを追求しています。
伝統を重んじながらも、現代の健康事情やニーズに合わせた新商品作りを試みます。
これからも、先人達から授かったものをより身近なものとして、そしてより良いものを創りだし全国にお届けしていきたいと思います。